BBCによると、安価なサプリメント(補足栄養剤)が幼い子供たちをマラリアから救うかもしれない、と報道されています。
子供たちにビタミンAと亜鉛を与えると、マラリア感染の発生率を3分の1に抑えられたとNutrition Journalの論文として発表されました。

BBCによると、安価なサプリメント(補足栄養剤)が幼い子供たちをマラリアから救うかもしれない、と報道されています。
子供たちにビタミンAと亜鉛を与えると、マラリア感染の発生率を3分の1に抑えられたとNutrition Journalの論文として発表されました。
南アの保健省は、今年、破傷風のワクチン(TD:二種混合ワクチン)に代わってディフィタバックス(Td:破傷風トキソイドおよびジフテリアトキソイド)を6歳から12歳を対象に実施すると伝えています。
破傷風毒素は地球上に存在する最強の毒素のひとつで、1gで成人600万人を殺すことができます。
土壌内の常在菌で、どこから集めた土からも50%の確率で発見されるそうです。わずかな擦り傷が原因となり,菌は酸素を嫌う嫌気性菌のため、ぱっかりとひらいた傷よりも釘を踏んだときのような狭くて深い傷が原因となることが多く、創洗浄を行いづらいことも関係していると言われています。
破傷風は日本でも1950 年には報告患者数1,915 人、死亡者数1,558 人であり、致命率が高い (81.4%)感染症でした(注)
死者安全な洗浄水などが手に入りにく発展途上国では新生児の主要な死亡要因の一つとなっています。
ディフィタバックス(Td)はこれまで10歳以下の子供たちには実施されず、破傷風の有効量が不足しているため今回、対象を広げることになります。
新しいワクチン政策が子どもたちや妊娠中のお母さんたちのリスクを軽減するよう有効に働くことを期待しています。
(注)1952 年に破傷風トキソイドワクチンが導入され、さらに1968 年には予防 接種法によるジフテリア・百日咳・破傷風混合ワクチン(DTP)の定期予防接種が開始され、それ以 後、破傷風の患者・死亡者数は減少し、1991 年以降の報告患者数は1 年間に30 ~50 人にとどま っているが、依然として致命率が高い(20 ~50%)感染症とされています。
South Africa: New Tetanus Vaccine for Children
BuaNews (Tshwane)
1 February 2008 Posted to the web 1 February 2008
国連のレポートによるとルワンダにおけるマラリア感染率が60%減少し、またWHOによると同疾患を原因とする死亡率が50%減少したと伝えています。
マラリア対策に大きな効き目となったのは、アルテミシニン(注)を中心とした治療と屋内の蚊除けの殺虫スプレー、蚊帳を普及させ、そしてマラリア新薬の投入したという単純な方法によるものだったと伝えています。
しかし何といっても政府が精力的にマラリア対策のキャンペーンをし、援助機関の支援をもらいながら、蚊帳を普及させたことが大きかったようです。
たいへんなことかもしれませんが、アフリカのマラリア感染地域でもマラリアは撲滅できると信じます。政府に撲滅しようという強い意志と実行力があり、援助機関がしっかりと協力すれば人々をマラリアから救えると思います。
やれることなのだから、やってみなければいけないと思います。
注1:ヨモギ属の一年草クソニンジンから抽出されるマラリア治療薬
Rwanda: Malaria Battle Succeeds, Says WHO
Rwanda News Agency/Agence Rwandaise d'Information (Kigali)
1 February 2008 Posted to the web 1 February 2008