• [今日の名言] 激動の世のツケは、最後は個人個人が払う他はない。(城山三郎『中国・激動の世の生き方』: 『人生の流儀』p.138より) posted at 07:43:44

城山三郎さんは好きな作家の一人。

この『中国・激動の世の生き方』を書かれたのは1979年、2年前の77年に毛沢東の死去後3度目の中央政府復活を果たした鄧小平による「改革開放」が本格的にはじまった年。

その後の

中国の民主化とその抑圧(天安門事件やチベット問題など)、そして経済的な発展はご承知のとおり。

国際社会的にも、レーガン、サッチャー、中曽根元首相といった保守政治の後、冷戦終結の80年代へと進む、まさに激動の時代が始まろうとしていた時に城山さんは「最後のツケは個人個人が払う他はない」と喝破されています。

今もその激動は続き、世界各地で無力な人々がツケを払わされている。

翻って私たち日本。

医療制度のほころび、子どもたち・教育を取り巻く制度、環境の激変、GDP比200%に膨れ上がった政府債務残高、これらのツケは全て私たち一人一人個人が払っていくしかありません。

では、どうする?

城山さんの言葉が真実ならば、ツケを払うことから逃げることはできない、変えられない。

「ツケ」がある、それを「個人個人が払うほかない」という事実を変えられないのであれば、考え方を変えるしかないでしょう。

そのツケをきっちり払ってやろうではないですか!

ツケを語る前に、少なくとも日本に生まれた私たちは、私の限られた経験でも他の国や地域に比べてもまだまだ「豊かな日本」を享受してきました。

戦前、戦後の私たちの前の世代からプラスを受けたのであれば、マイナス面もしっかりと受け止め、次の世代に少しでもマイナスが減るように、そしてできればプラスを残せるように頑張ろうではないですか。

たいへんだけれど、それしか道はないでしょう。

そして、それが、私たち世代の責任、だと思うのです。

「すべての人に医療と教育を!」 今日も一日、感謝のうちに。


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