いよいよ28日水曜日から第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)が横浜で開催されます。

第1回は、青年海外協力隊でザンビアに派遣される事がきまり、準備を進めていた年。

第2回は東京で国際開発を再勉強し始めたとき。

前回の第3回は、アフリカ(マラウイ)の現場で働いていました。

今回は、日本でもないアフリカでもないイギリスに身を置いています。

自分なりにアフリカ開発会議と日本のアフリカ外交について勉強して、今年の参加は矛盾ばかりの西サハラ問題について声を出すこととしました。

西サハラ問題は、「アフリカ最後の植民地」といわれる西サハラ(サハラ・アラブ民主共和国)をめぐる民族自決権問題です。

西サハラ問題はおよそ30年も安保理にかかっている紛争課題であり、アフリカ最長の紛争のひとつです。

我が国は、難民、地雷、「砂の壁」、人権侵害など数多の問題を生み出している西サハラ問題に真摯に向き合わず、それどころか今年の2月には紛争の一方の当事者である占領国モロッコに「安保理常任理事国入りへの支持」を要請したほどのかなり疑問のあるアフリカ外交をとっています。

一方、日本は「アフリカのオーナーシップ」を尊重するとしています。

しかし、アフリカのオーナーシップの証でもあるアフリカ連合 (AU)加盟国である西サハラをTICADから排除しています。

これまでTICADに西サハラは招待されず、一度も参加できていません。

また、「人間の安全保障」「平和の定着」TICADの主要テーマにあげていますが、西サハラ問題からは目をつむっています。

南アフリカのアパルトヘイト政策(=ある意味、植民地政策)に目をつむって「名誉白人」と不名誉な称号を得て、ビジネスに邁進していた姿勢と何ら変わっていないような気がします。

女優の鶴田真由さんをTICAD親善大使として、日本の対アフリカ外交のイメージ・アップとのギャップを感じます。

その事実を認識した今回は、この西サハラ問題に対する日本の外交姿勢への署名運動に参加しました。

■ 参考=>「政府に落胆している場合ではない」

■ 短編ドキュメンタリー"Children of the Clouds"(2007年) ―モロッコ占領地域における弾圧の証言―