ウガンダのマケレレ大学(注)がノルウェイのバーゲン大学と連携して、地域に伝わるなぞなぞや昔ばなし、わらべ唄やことわざ、早口言葉などアフリカの伝統と文化を守るための研究(音声やフィルムによる記録)が始まると伝えられています。

アフリカには「老人が一人死ぬと、図書館が一つなくなる」ということわざがあります。文字ではなく、口承文学、口頭伝承による知恵の継承が特徴であるアフリカ地域の伝統、文化は、現代の「英語の氾濫」によって危機に瀕しています。

それを何とか記録に残して、継承していこうという試みです。

実はうちでもおじいちゃん・おばあちゃん世代と同居していないため、日本の伝統的なわらべ唄やリトミックスをCDで聴いております。。。でも、本当は世代間でしっかりと継承するものだと感じています。

「研究記録として博物館化」しないよう、如何に「生きた伝統・文化」としていけるか、研究の今後の進展や方向を見守りたいと思います。

(注)マケレレ大学はウガンダがまだイギリスの保護領下にあった時代に創設された東アフリカでは最古の、アフリカ全体でみても屈指の歴史を持つ大学。1922年、木工、建築、機械の技術者養成のための小さな単科大学として設立。1945年にはロンドン大学と提携を結んだ「カレッジ」となり、ウガンダが独立した翌年の1963年、「東アフリカ大学マケレレ分校」となる(当時の学生数は2000人ほど)。以来、官僚や政治家、研究者をはじめとした東アフリカ各地で活躍するエリートたちを輩出。1970年にウガンダ共和国の国立大学として独立。

Uganda: Makerere University to Save Country's Culture From Extinction

New Vision (Kampala)

31 January 2008 Posted to the web 1 February 2008